会社の価値観を絶えず内外に発信しよう
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- 執筆 :
- 2013-5-10 4:11
急に暑くなると外出していても身体に堪えます・・・
でも、屋外が気持ちいい季節になりましたね。
本日もよろしくお願いいたします。
小さな会社は、基本的にないないづくしです。
労働条件はよくない。
賃金も高くない。
将来性や安定性も大きな会社にはかなわない・・・
探せばそれこそいくらでも出てきそうな勢いです.
こんな、「ないないづくし」ではいい人材が働いてくれるわけがない、と思っていませんか。
総務省の発表によれば、国内企業の約420万社のうち、中小企業の占める割合は99.7% 。うち、小規模企業(製造業・その他の業種場合で従業員20名以下、商業・サービス業の場合で従業員5名以下の企業)は87%を占めています。
世の中の大半の会社は「小さな会社」と言っていいでしょう。
だとすれば、周りを見回せばどこの会社もないないづくし 。
同じ業種であれば、労働条件や採用の環境に大きな差がつくことは考えにくいと思います。
働く社員の立場で言えば、休みが多いほうがいいし、賃金だって少しでも高いほうがいい。 にもかかわらず、ないないづくしの小さな会社で働いてくれているのはどうしてなのでしょうか。
小さな会社は、良くも悪くも、社長の価値観が前面に出ます。
労働条件が悪くても、社長の価値観に共感したから入社して長く働いてくれているのではないでしょうか
もしかしたら、社員も「価値観に共感した」とは自覚していないかもしれません。 そんな社員も、根底にある感情は「社長が好きだから入社した、社長が好きだからこの職場で働き続けている」
ないないづくしの小さな会社。
けれども、会社の価値観や「こんな会社にしたい」という夢は絶えず社内外に発信していくことは経営者の重要な仕事のひとつです。
社長の夢や熱い想い、自分の価値観を前面に強く打ち出して、くり返しそれを社内外に伝えていく手間を惜しまないことです。
そうすれば自分の会社に合った「いい人材」(注:優秀な人材、という意味ではない)を採用することができます。
本日も最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。
「人」それは唯一 感情を持つ経営資源です。
ガイアFP社会保険労務士事務所