価値観の合う人合わない人
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- 執筆 :
- 2013-5-20 5:22
千葉県市川市の社会保険労務士・CFP 大野広康です。
週末に海沿いをランニングしたら首筋がかなり日焼けしてしまってヒリヒリです(痛)
これからの時期は水分補給と共に日焼け対策にも気を遣わねば…
って真昼間に走らなければいいんですよね(苦笑)
本日もよろしくお願いいたします。
言い古された言葉ですが、「採用は結婚と同じ」と言われます。
会社と応募してくる採用候補者の「価値観」という部分に着目すると、これは非常にぴったりくる言い方といえます。
たとえば、非常に素晴らしい容姿の相手がいて、その人を好きになったとします。 でも、つきあってみたら、お互いの好きなこと、興味をもっていること、考え方などが全く違う、なんてことになるとその先の結婚まで発展するのはなかなか難しいことが多いのではないでしょう。
これを採用に置き換えて考えると、どんなにいい学校を卒業してきたとしても、前職での営業成績が素晴らしかったとしても、自社で役に立つと思われる特殊な技術や経験を持っているとしても…
会社の(もしくは社長の)が大切にしている価値観が合わない人を採用することは、お互いが不幸な結果に終わることになる可能性が高い、と言えるのです。
価値観が共有できない人は、会社の方針に素直に従うことができません。
会社が出した方針にことごとく反対(反抗?)する。
もしくは、表向き従っているようでも、実はどこかで力を抜いていたりする。
ヘタをすると、むしろ失敗させる方に力を注いでいたりすることもあったりします。
いわゆる面従腹背と言われる状態です。
たとえば、会社として間違った方針を出したとしても、全員が同じ方向をむいて自分の役割を全うした結果失敗したのならその方針は明らかに間違いだったということがわかり、会社としてはすぐに方針を改めることができます。
ところが一部の社員が反対・反抗したままの状態で進んだとしたら?
本当にその方針そのものが間違いだったのかよくわからない。
反抗した社員が手を抜いたから上手くいかなかったのかもしれません。
そうこうしているうちに時間と資金という大切なものが消えていきます。
会社は迅速に行動して結果を明らかにし、上手くいかないと思ったら、すぐに次の手を打つ、小回りが利くことが小さな会社の大きなメリットです。
その決断は経営者の仕事ですが、決断するためには全社一丸で出した結果かどうかが解らないと、正しい決断をするのが難しくなるのです。
本日も最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。
「人」それは唯一 感情を持つ経営資源です。
ガイアFP社会保険労務士事務所